先輩たちのキャリアパスCareer Path

PERSON
 

住環境事業部

水処理施設メンテナンス
2015年入社

Career Path 03

これまでの経歴

三重大学工学部分子素材工学科卒業後、
2015年に東産業に入社。
入社1年目は一般家庭の浄化槽メンテナンスを担当。
その後水処理課に異動し、メンテナンス課で学んだことを活かしながら、学校や地域の処理場などの中・大型の浄化槽のメンテナンスを担当。
結婚を機に、現場を支える内勤業務へ異動。
出産と育児休業を経て職場復帰後も、引き続き現場サポート業務に従事。

キャリアストーリー
Career story

技術職(浄化槽の維持管理)
育児休暇復帰

Turning Point 01 浄化槽管理士合格

入社後初めての課題は浄化槽管理士の合格でした。浄化槽の点検をするためには無くてはならないもので、浄化槽の維持管理をする当社にとってとても大事な資格となります。
入社するまで浄化槽のことを全く知らなかった私は、初めて覚えることばかりでかなり難しかった記憶があります。試験までの勉強期間は楽とは言えませんが、合格したあとの私だけでなく周りの先輩方とともに喜びを分かち合った時間は最高でした。

Turning Point 02 小⇒大きな浄化槽へ

メンテナンス課で1年経ったころ、大きな浄化槽の点検業務を担っている水処理課への異動の機会をいただきました。浄化槽が大きくなれば構造も複雑になり、水質管理も難しくなります。これまで以上に学ぶことが増え、3年経った今も成長を感じる毎日です。

Turning Point 03 挫折からの教訓

水処理課に入って早速、水質管理の壁にぶつかることがありました。周りの先輩にアドバイスをいただいたり本などで調べたりして、出した解決策案を試してはまた調べて、を繰り返した時間は不安で辛かったですが、満足のいく水質を得られたときの達成感は今まで味わったことのない感覚でした。また、課の「一人の問題は皆の問題」という考えは私の励みになりました。

Turning Point 04 出産、育休を見越した キャリアチェンジ

現場でやりがいを感じて働いていましたが、結婚を機に働き方を見直し、上司と相談し内勤の現場サポートへキャリアチェンジしました。
育休後は現場経験を活かし工程管理や原価作成、入札資料・報告書作成に従事。人手不足時には現場にも出向きます。
「どうすれば辞めずに働き続けられるのか?」と考えたとき、「これまでの経験を活かし自ら現場とつながれるポジションを築くこと」が一つの答えと考え、行動しました。
それが大きな転機となり、同じような境遇の後輩たちの選択肢の拡大にもつなげたいと考えています。

これからの未来ビジョン

育休前は資格取得に挑戦し、スキルと活動の幅を広げてきました。
結婚後は「長く働き続けられる環境」を意識してキャリアを築いてきました。
これからは同じように現場で働く女性が自分らしい選択をできるよう、後輩を支え、寄り添える先輩として成長していきたいと考えています。

メッセージ

私も学生時代そうでしたが、やりたいことが見つからず悩んでいる人は多いと思います。地元で働きたい、休みが土日のところがいい、などざっくりとしか就職に対して考えられなかった記憶があります。
しかし、とりあえずたくさんの企業と出会わなければ自分のやりたいことは見えてきません。
ぜひ、いろいろな職種に飛び込んでみてください。
そして残りの学生生活を大いに楽しんでください。