アズマの仕事Works
WORKS
きっかけと課題
他社による調整池の護岸工事により
野鳥や昆虫などの生物が失われた
お客様の要望「生き物たちに戻ってきてほしい」」
生態系の回復のために、人工的なビオトープの創造を提案
当社からの提案内容
- 人工的なビオトープを創造して、代替え地として整備することで野鳥や生物を戻す。
- 5年計画で、ビオトープを創造し、地域の水生植物や絶滅が危惧される魚類などの保全地として、定期的に整備を行う。
- 湧水が豊富な地域であることを活かし、ビオトープに湧水が流れ込んだり、小さな川や池など多様な環境を提案。
課題解決のための提案
これまで、公園などの水辺の自然再生に携わってきた経験から、
お客様にとってどのようなビオトープが
望ましいものになるか予想ができました。
営業の工夫
当社の強みである地域の自然環境に関する知見とビオトープなどの施工力を活かして、
今回の工事により創造されたビオトープが継続的に活用できる施設となるように設計。
工場見学や地域連携の場としての活用など具体的なイメージを提示し、お客様に理解していただきました。
現場での工夫
自然環境の価値を高めつつ、見学者や利用者などが安全に水辺まで来られるように通路を整備。
効率的に維持管理ができるよう、水門等の開閉を手動で操作できるものにしました。
また、高低差や川や池など多様な環境を作り、多くの生物を呼び込む内容としました。
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お客様にとって、今回の工事により創造されたビオトープが工場見学や地域連携の場としての活用などにおいて、継続的に活用できる施設となるように設計しました。
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あえて地表に凹凸をつけ、環境に変化をつけました。
それにより、浅い所や深い所を好む生物にとって好ましい環境となとなります。
結果
苔が生え、トンボなどの生物が少しずつ戻ってきている。
今回のビオトープ創造においては、CSR担当者の知識や
工事担当による技術や提案など、様々な部署の
知恵やアイデアが活かされています。
また、道路や管更生だけでなく、今回の事例のように
環境にかかわる工事に、自分の技術を活かすこともできます。